皆さんもご存知のとおり、今年も高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会では、昨年に続き、初戦での敗北を喫しました。私たちにとって、非常に悔しく、厳しい結果です。

今年の試合は、10-1というスコアで敗退しました。昨年の19-2に続き、2年連続で大差をつけられる結果となりました。このような敗北に対し、ショックと申し訳なさから、今回はブログを書くことを躊躇しました。

しかし、とある6年生のお母さんから「毎回のブログが子どもにも、私にも力をくれます。ぜひ書いてください。」という温かい言葉をいただきました。その言葉に背中を押され、筆を執ることにしました。負けたことで感じた危機感や、今の率直な気持ちを皆さんにお伝えしたいと思います。

まずは、今回の敗戦は指導者である私たちの力不足が原因です。この敗北によって、子どもたちが流した悔し涙を思うと、申し訳ない気持ちで一杯です。この2年間で、普通ならコールドゲームとなるような大差での敗北を経験し、改めて指導の在り方や指導者間の連携などを見直す必要があると指導者一同、痛感しています。

それでも、子ども達が最後まで諦めずに全力で戦った姿は、私にとって大きな希望でした。開会式での立派な入場行進、その堂々たる姿は、彼らがこの大舞台に立つ資格を持っていた証です。このような舞台に連れて来てもらったこと、そしてその瞬間を共にできたことに、心から感謝しています。

また、全国大会出場に際し、ご支援・ご協力いただいたすべての方々、後援会の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。結果を残せなかったこと、本当に申し訳なく思っていますが、皆さんの応援があったからこそ、ここまで来ることができました。特にスタンドからの大応援には沢山の勇気をもらいました。

本来であれば、今日は全日本学童の準決勝が行われる日でした。その場に立つことができない悔しさ、儚さを胸に、今このブログを書いています。書き進めるうちに、当時の悔しさが改めて蘇りました。もしかしたら、この敗戦を最も引きずっているのは、私たち首脳陣かもしれません。

しかし、私たちはいつまでもこの悔しさに囚われているわけにはいきません。悔しい気持ちがあるからこそ、再び立ち上がり、前進する力が湧いてきます。今回の敗戦を糧にして、さらに精進し、来年こそは同じ結果を繰り返さないために努力していきます。

最後に、全国大会出場にあたり、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。私たちは、これからも勇往邁進し、必ずや良い結果を残してみせます。これからも温かいご声援をよろしくお願いいたします。