今週のブログは、やや辛口な内容になります。あらかじめご了承ください。

5月11日(日)の朝、監督から選手たちと後援会に向けたミーティングが行われました。その内容を私も聞きましたが、率直に言って「がっかり」でした。
詳細は控えますが、この時期にそんなレベルの話をしているのか、というのが率直な印象です。まさか、このタイミングでそういう内容のミーティングをしなければならないとは――。

これははっきりと言います。
「このままでは間違いなく勝てない」です。

そして何より、今の私たちは「勝つに相応しいチーム」ではない。
勝っているチームというのは、やはり“勝つに相応しいチーム”になっているからこそ勝っているのです。

今のまま試合で勝ったとしても、それは本当の意味で「相応しい勝利」とは言えないレベルです。

私たち指導者は、長年多くのチームを見てきています。だからこそ、今の状態では戦えないという危機感を持っています。

この時期に、こうしてミーティングをされていること自体、もっと深刻に受け止めるべきです。

負けたあとに「もっとやっておけばよかった」と後悔するのか。
それとも、今から現状を理解し、「変化」していくのか。

それは、一人ひとり、一家族ごとの“気持ち次第”です。

私達、指導者は毎年、本気で全国に連れて行ってあげたい、勝たせてあげたいと思っています。
その気持ちは、一度たりともブレたことはありません。
でも、今回は限度がありました。だから、あえて厳しい言葉で書かせてもらいました。

ただ、誤解してほしくないのは、勝てる力や勝ち抜く力は十分にあると思います。
けれども――力があるからといって、勝てるほど野球は甘くない。

今、チームとして大事なのは、“勝てるチーム”ではなく、“勝つに相応しいチーム”になること。

ここからの1日1日が、変化のチャンスです。
悔いのないように、自分に甘えず、向き合っていきましょう。