先週は「NPO WINGS CUP 2024フィールドフォーストーナメント《高学年の部》」の最終日に参加しました。結果は準決勝で吉川ウイングスさんに7-4で敗れました。主な敗因は守備のミスが多かったことです。やはり、野球は守れることが大前提。大前提が崩れると負けるスポーツです。
ただ、今回の負けは悲観的に捉えて欲しくありません。全国大会前に最悪の試合をしたことで、膿が出せたと思います。こういう試合をしたら、やっぱりダメだ、勝てないんだ。という認識をチーム全体として持てたことが最大の収穫です。どんな選手やチームでも上手くいかない時もあります。その試合が今回だっただけです。
だから、今回のテーマを「失敗を成功のもとに」にしました。今回の負けから何を学び、何を生かすのか、そこをチーム全体でしっかり共有して、全国大会に繋げていきます。
ここで、パリ五輪柔道女子52キロ級、日本代表の阿部詩選手の言葉を紹介したいと思います。阿部選手はパリ五輪を振り返ってこう語っています。「私自身は、負けという、自分の一つの経験を得たかなと思います。今後は、その負けをどうつなげていくかというのは本当に自分次第だと思っているので、しっかり受け止めて、前を向いて進んでいきたいなと思います。」
一流選手ですら、こうした前向きな考え方を持っています。だからこそ、小学生である我々の選手たちは、さらにこの姿勢を持って欲しいと願っています。失敗を恐れることなく、それを糧にして成長する姿勢が大切です。
今回の敗北を踏まえ、次のステップに進む準備が整いました。失敗から学ぶことで、成功への道が開けると信じています。選手達の全国大会での飛躍を私は期待しています。
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