6年生が全国大会を終えたことで、新体制が本格的に動き出しました。新チームはまだ始まったばかりで、全体としては未熟な部分が多く、これから克服すべき課題が山積みです。しかし、だからこそ伸びしろが大いに期待できる時期でもあります。これからどれだけ成長できるかが、チーム全体の未来を左右する重要なポイントとなります。
さて、先日、秋の新人戦に向けて「ノーブルホームカップ第26回関東学童軟式野球秋季大会土浦支部予選」が開催されました。この予選で2試合を勝ち抜き、10月に行われる県大会への出場権を獲得しました。この予選では、レギュラー選手の発掘を目指して様々な選手を起用しました。新たなチャンスを与えられた選手たちは、それぞれが精一杯のプレーを見せましたが、結果を残せた選手もいれば、まだ力を発揮できなかった選手もいます。野球は競争のスポーツであり、結果がすべてです。限られたチャンスを掴むかどうかは、自分自身の努力次第であり、今後の取り組みが試合出場の機会に直結します。「諦めない」シンプルだけど、これがとても大切です。
また、チーム全体としては大きな課題に直面しています。それは、現時点で自分たちの力で点数を奪う能力が不足していることです。得点の多くが、相手から与えられたものに依存しているのが現状です。この状況を打開するためには、どうやって自分たちの力で確実に得点を奪えるようになるかが、これからの課題となります。
さらに、来年からバットの使用制限が始まることにより、これまでのように長打で大量得点を狙う戦術は難しくなると予想されます。そのため、これからは「守備」を基盤にした堅実なプレーに加え、「走塁」や「バント」といった緻密な戦略が試合の流れを大きく左右することでしょう。特に走塁に関しては、どれだけ先の塁を積極的に狙う意識が持てるかが重要です。今回の全国大会でも、勝ち上がるチームはその走塁の質が他とは一線を画していました。
新チームの始動にあたって、これから先の道のりは決して平坦ではありません。しかし、一歩一歩着実に前進し、選手一人ひとりが持てる力を最大限に発揮できるように努力していきます。そして、秋の県大会ではさらに成長した姿をお見せできるよう、チーム一丸となって全力を尽くします。
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