「第17回GasOneカップ学童軟式野球選手権大会」は、1回戦敗退という結果で幕を閉じました。私は帯同できなかったので、吉報を期待していただけに、この結果は非常に悔しいものでしたが、これもまた一つの経験です。6年生にとって最後の大舞台での戦いが終わり、ひとつの区切りがついたわけですが、彼らの野球人生がこれで終わるわけではありません。卒団までの時間はまだ残されており、この残された期間こそ、次のステップへと進むために重要な時間となります。

2つの大舞台での敗北をどう捉えるか、それが今後の彼らの成長に大きな影響を与えるでしょう。6年生には、後輩たちや自分自身の進路に向けて、引き続き努力を続けてほしいと強く思います。特に後輩たちにとって、6年生は常に模範であり、憧れの存在です。彼らが今後も努力を続ける姿を見せることで、後輩たちもその背中を追いかけ、自らの目標に向かって進んでいけるはずです。

卒団までの時間を無駄にせず、さらに成長してほしい。今こそ、「情けない姿を見せない」という意識を強く持ち、堂々とした振る舞いを見せ続けてください。「そんなんだから負けたんだよ」と言われるようなことがないよう、後輩たちや周囲からも尊敬される6年生でいてほしいのです。勝負には勝ち負けがつきものですが、その後どう行動するかが大切です。

そして、新チームもまた、新たな挑戦が始まります。今週末から始まる「レイズカップ」は、県内の強豪が数多く参加する大会であり、非常に厳しい戦いになることが予想されます。ですが、厳しい戦いの中でこそ、チーム全体が一段と成長することができるチャンスです。今回の大会では、攻撃や守備での課題をしっかりと克服し、その中で勝利を目指していきたいと考えています。

ブログ【新チーム始動/vol.106】でも触れましたが、私たちのチームには、いかに自分たちで点を奪い、そしてしっかりと守るかという大きな課題があります。試合に勝つためには、この基本を徹底しなければなりません。攻撃でも守備でも、一つひとつのプレーに集中し、できることをしっかり積み重ねていくことが大切です。

6年生は彼らの歩みを続け、新チームもまた、新たな目標に向かって歩みを始めました。どちらのチームも、自分たちが決めた最終ゴールまで全力で走り抜ける覚悟を持って挑んでほしいと思います。私たち指導者も、彼らが全力を尽くせるように最大限のサポートをしていきます。これからもチーム全体で成長し、より強くなるために、みんなで頑張っていきましょう。