今週のテーマは「転ばぬ先の杖」です。

「高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント茨城県予選大会」の組合せも決まり、いよいよ大会が迫ってきました。ワクワクとドキドキが入り混じるこの時期、選手や関係者たちの心も高まっていることでしょう。

さて、大会まで残り約2週間。この期間中、私が最も気を付けてほしいことは「怪我」です。だからこそ、今回のテーマを「転ばぬ先の杖」にしました。チームの調子が上向きなだけに、不用意な怪我だけは避けたいところです。

野球のプレー中に怪我をすることはある程度仕方ない部分もありますが、私生活での怪我は防いでもらいたいものです。これは子どもたち自身だけでなく、親御さんからもしっかりと伝えていただきたいポイントです。

自分の怪我がチームにどれほどの影響を与えるか、その自覚を一人ひとりが持って、日常生活を送ることが重要です。今から10数年前の ことですが、大会直前に正捕手が自転車に乗って転倒し、骨折したということがありました。結局、その年は県大会で敗退となってしまいました。

自分が一生懸命頑張ってきたのに、不用意な怪我で終わってしまうのは、本当に後悔しか残りません。そのためにも、親御さんたちには「転ばぬ先の杖」という意識を持って、日常生活でも注意深く行動するようにお子さんたちに伝えていただきたいのです。

日常生活でのちょっとした不注意が大きな結果を招くこともあります。家の中での事故や外での遊び方、自転車の乗り方など、普段から気を付けていれば防げる怪我はたくさんあります。特に大会前のこの時期には、いつも以上に注意が必要です。

選手たちには、練習や試合だけでなく、日常生活でも「チームの一員」としての自覚を持ち続けてほしいと思います。皆が一丸となって、怪我なく大会を迎えられるようにしましょう。親御さんたちの協力もあってこそ、子どもたちが安心して全力を尽くせる環境が整うのです。

残り2週間、最高の準備を整え、万全の体制で大会に臨みましょう。皆さんの協力を得て、最高の結果を目指していきたいと思います。