まずは、完全に曜日感覚が無くなっていて、更新が1日遅れてしまいました💦
若干名とても楽しみにしている人がいるらしいので、その方々に申し訳なかったです🙏

さて、今回は「走塁」をテーマに書きます。
手前味噌ですが、茎崎の走塁はかなりレベルが高いと思います。それを支えているのが常に先の塁を狙う「積極的な走塁」です。

子ども達には、常に先の塁へ、攻めた走塁、打ったら全力で走るなど細部にこだわって指導しています。そんなある日こんな場面が訪れました。

試合:ガスワンカップ 1回戦
球場:熊谷さくら運動公園野球場(とても大きい球場)
展開:4回を終了して、4-1でリード
詳細:試合も終盤に差し掛かり、次の1点がどうしても欲しかった。5回が始まる前に「この回は1点だけ絶対に取りに行こう」と円陣を組み、攻撃がスタート。先頭の3番バッターが右中間ツーベースヒットで出塁。最高の形で出塁!しかし、ここでトラブル発生💦次の4番バッターの時に相手バッテリーがワイルドピッチ。当然、2塁ランナーは3塁へ。しかし、2塁ランナーはスピードを緩めることなく、そのまま、ホームへ突入。そして、タッチアウト😂追加点がどうしても欲しい展開だっただけにみんなガックリ&ビックリという状況でした。

ここでポイントになるのが、なぜ彼はスピードを緩めることなく、ホームに走ってきたのか?
理由は「セーフになると思ったから」決して、間違っていない回答です。彼の立場からすると、これまで我々が言ってきた「積極的な走塁」しただけでした。

しかし、それは大人の見方からすれば「暴走」と言えます。彼は「セーフになると思ったから」の理由だけで走りました。しかし、その裏に隠れている「状況」を理解していませんでした。イニング前に1点だけ取りにいこうと言ったこと、点差、イニング、打順、アウトカウントまでは頭に入っていなかったんだと思います。それは3塁コーチャーもそうです。本来は3塁コーチャーが止めなきゃいけない場面ですが、あまりにも勢い良く来ていたので、止めれなかったんでしょうね😅

このプレーで改めて、学童野球の難しさを痛感しました。子ども達は教わってきた「積極的な走塁」をした。指導者からすれば「状況を理解し、自重して欲しかった」場面でした。でも、子どもからしたら、1点取れると思ったから、走ったって感じでしょうね🧐

だからこそ、今回子ども達に伝えたのは「これからも積極的な走塁は貫くこと。それがチームスタイルです。ただし、その裏には状況が隠れていることを忘れずに。状況判断をしながら、今後も走塁をしよう。」と伝えました。今回の失敗を機にチーム全体として、プレーでの考える習慣を身に付けさせたい狙いも含めて、こう伝えました。

野球には失敗が付き物です。この選手も今回の失敗を糧にに更なる成長を遂げてくれると思います。難しいことを要求していていますが、それをわかりやすく伝え、理解させていくことが、指導者の仕事だと思います。

長くなりましたが、今回の内容はどうしても書きたい内容だったので、書きました。来週は多分、短い内容です笑