先日、1ヶ月半振りに試合を見ました。
選手達の成長も感じたのですが、そこでいつもと違う光景が目に入ってきました。

それが「応援」です。
攻撃時に最高学年の控え選手を中心に、大応援が始まりました。
なぜ、始めたの?と聞いたところ「大阪遠征でチームの流れが悪く、何とかしたかった。そしたら、応援するしかないと思った。応援を始めたら、逆転勝ちしたから続けてます!」と2人の5年生が答えてくれました。この2人はいずれも控え選手(現状)です。

レギュラー選手たちがグラウンドで輝く一方で、出場できない選手たちも心からの応援でチーム全体を支えているなと思いました。そこには、自らの欲望を超えて、仲間たちへの深い友情と絆が溢れています。そこから私が感じた3つのことをお伝えします。

1️⃣試合に出れない悔しさ、それは成長の証
出場の機会がなかなか得られない最高学年の選手たちは、時に悔しさや焦りを感じることでしょう。しかし、その瞬間こそが、真のスポーツマンシップが芽生える瞬間?なのかもしれません。

2️⃣声援は勝利への鍵
レギュラー選手にとっても、ベンチに控える仲間たちの応援は大きな力になります。出場できる者もできない者も、一丸となって戦う姿勢こそが、真の強さの源泉です。試合の舞台裏で繰り広げられる仲間たちの連帯感こそが、勝利への鍵を握っているなと思いました。

3️⃣レギュラー選手は感謝の気持ちを忘れずに
試合に出たくても出れない選手たちの存在は、チーム全体のバランスを支えています。彼らの存在を忘れず、感謝の気持ちを大切にすることこそが、試合出ている者の使命です。それは単なる試合の勝敗以上に、選手たちの心を育む大切な教訓となるはずです。

以上が私が感じたことです。
これから残り半年、より一層仲間と力を合わせて、悔しさや挫折を共有し、笑顔や涙を分かち合うことになるでしょう。それが、学童野球の真髄であり、応援の力の本質なのかもしれません。